自民党の総裁選の告示まであと3日となる中、9日午後、高市経済安全保障担当相が7人目の候補者として出馬会見を開きます。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・宗本龍享記者が中継でお伝えします。

小泉氏、石破氏に次いで世論調査で3位に食い込む高市氏について、あるベテラン議員は「台風の目になりうる」と話しています。

高市氏は、「安倍路線の継承」を掲げ、自民党の保守層最大の受け皿となることが見込まれる他、女性票の獲得も狙っています。

党内には、「党員票で小泉氏と互角との調査もあり、党内で一気に見る目が変わった」との指摘も出ています。

高市氏の周辺は、「まずは決選投票に残る。そうすれば、おのずと見えてくる」と意気込んでいます。

一方、課題について周辺は、10日に出馬会見を行う加藤元官房長官と「政策面でかぶる」とする他、上川氏との間で女性票が分散する可能性もあり、議員票の上積みも課題です。

こうした中、週末に相次いで街頭演説を行った小泉氏は9日朝、経団連の十倉会長と会談しました。

小泉進次郎氏:
いま圧倒的なスピードで変えないと間に合わない。この思いを十倉会長とも共有させていただいた。

小泉氏は9日午前から議員会館であいさつ回りをはじめ、林氏は英語で記者会見を行うなど、各候補とも告示日に向け動きが加速しています。

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