自民党総裁選挙への立候補を10日に表明する予定の加藤元官房長官は9日、「立候補表明ができるところまできたことは、本当にありがたく感謝したい」と思いを語った。
加藤氏は10日の会見について、「国民や党員に直接訴えかける、ある意味では最初の機会なので、私の思いを率直かつしっかりと伝えたい」と述べた。
また総裁選の候補同士で意見が分かれている、現行の保険証を12月に廃止し、マイナンバーカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証に一本化する方針については、「日本医療のDXをしっかり進めていかないと人手不足時代に対応していけないし、世界の中で、どんどん取り残されてしまうので、しっかり進めて行く必要がある」と述べた。一方で、「不便を受ける方に対しては、しっかり配慮することは当然必要だ」とも強調した。
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