県議会9月定例会が開会し、約25億8千万円の一般会計補正予算案を含む11議案が提出されました。

補正予算案には橘湾などでの赤潮による養殖魚の被害に対し、代替魚の導入や被害軽減対策への支援として約4億1千万円が盛り込まれています。

大石知事
「(現時点で)約57万尾の養殖魚がへい死するなど甚大な被害が生じており、被害額としては過去最大となる約16億円が見込まれている」「養殖業に携わる皆さまが将来に希望を持って働き続けられるよう力を注いでいく」

午後開かれた議会運営委員会では、県建設業協会からの最低制限価格の引き上げに関する陳情実現の見返りに大石知事が後援会の資金集めを働きかけたとされる疑惑などについて、百条委員会を設置するかどうか意見を交わしました。

自民党会派は、まずは常任委員会で審査するなど「手順を踏むべき」としています。

一方、改革21など4会派は百条委員会の設置を求める動議を議長に提出し、県議会最終日の10月4日、本会議に提案することが決まりました。

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