自民党の総裁選挙は、加藤勝信元官房長官が記者会見し、立候補を正式に表明しました。

これで候補者は8人となり、混戦模様となっています。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・高橋洵記者が中継でお伝えします。

今回が総裁選への初挑戦となる加藤氏ですが、記者会見では「国民の所得倍増」と力強く何度も訴えかけました。

加藤勝信元官房長官:
私は今回の自由民主党総裁選挙に立候補いたします。国民の所得倍増に、私は命をかけて取り組んでまいります。

加藤氏は「三つのゼロ」として、給食費・こどもの医療費・出産費負担のゼロ実現を訴えました。

さらに「政治とカネ」の問題では、国会の政治倫理審査会への出席を求められている議員に対し、「説明責任を果たすよう徹底して働きかける」と述べました。

加藤氏の陣営からは「唯一、政策を語れる候補だ」と期待する声が出ている一方、知名度不足を懸念する声も出ています。

10日午後には、石破元幹事長、林官房長官、小林前経済安保相が政策発表の会見を行う予定です。

また、上川外相は11日の立候補表明会見を目指し、推薦人確保に向けての最終調整を行っています。

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