自民党の総裁選挙は、加藤勝信元官房長官が10日、立候補を正式に表明し、上川陽子外相も20人の推薦人を確保し、11日に出馬表明することになりました。

上川陽子外相:
20名、推薦人が集まり、そして12日に今回総裁選に立候補することができます。ありがとうございます!

総裁選に出馬するのは上川氏で9人目となり、11日に立候補表明の会見を行う予定です。

加藤勝信元官房長官:
今回の自由民主党総裁選挙に立候補いたします。国民の所得倍増に、私は命をかけて取り組んでまいります。

加藤氏は、立候補表明会見で「三つのゼロ」として、給食費、こども医療費、出産費負担のゼロ実現を訴えました。

また、石破元幹事長、林官房長官、小林前経済安保相は、政策発表の記者会見を行いました。

石破茂元幹事長:
日本を守る。そのため自分の重ねてきた経験を今こそ生かさねばならぬ。今、防災省は必要だ。

林芳正官房長官:
まずは、やはり物価高騰対策。ガソリン価格が安定するまで引き続き、この(価格)抑制策というものは行っていかなければならない。

小林鷹之前経済安保相:
宇宙の開発については、司令塔機能を強化しなければならないと私は常々思っていて、私が総理総裁になれば、その司令塔として「宇宙庁」を創設します。

また、茂木幹事長は、山形県で7月の大雨被害の現場を視察し、小泉元環境相、高市経済安保相は、それぞれ国会内の各議員の事務所をまわるなど、12日の総裁選の告示を前に支持拡大に全力を挙げています。

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