日本維新の会の藤田幹事長は11日、兵庫県の斎藤知事の疑惑を巡って問題発言があったとして、同党の掘井健智衆院議員を「厳重注意」としたことを明らかにした。

藤田幹事長が記者会見で明らかにしたもので、堀井氏本人から直接、聴取した上で、厳重注意の処分を下したとしている。

掘井氏は、兵庫・加古川市での街頭活動中、疑惑の告発文書を作成した元県民局長のプライバシー情報を明かし、「自民党と作った怪文書」などと語ったと一部で報じられていたが、藤田氏は、「確証のない話をペラペラとしゃべって、それを録音されて公開された。本人も反省している」と説明した。

また藤田氏は、「掘井さんが、どこから情報・うわさ話を聞いたかは、複数だと認識している」と述べた。

掘井氏は元兵庫県議だが、藤田氏は、県幹部からの情報漏えいは「考えにくい」としている。

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