21日投開票された大阪府大東市長選で初当選した元市高齢介護室課長の逢坂伸子氏(56)に22日、市選挙管理委員会の松本哲委員長が当選証書を付与した。受け取った逢坂氏は「勝因は一人一人の住民のパワー。気を引き締めて市政に挑む」と意気込んだ。新市長の任期は5月5日から4年間。
理学療法士でもある逢坂氏は、市職員として福祉部門が長く、平成17年には、市独自の高齢者向け健康体操「大東元気でまっせ体操」を考案。選挙戦では市民との対話を掲げ、公民連携を推進すると訴えた。
市初の女性市長誕生から一夜明け、逢坂氏は報道陣に「これまでも続けてきた話を聞き、困りごとを解決するという姿勢を貫く。住民さんたちを巻き込み『自分たちの市政だ』と思ってもらえる街づくりを進めたい」と語った。
市長選と同じ21日投開票の市議選(定数17)は22日未明に開票作業が終わり、全議席が確定した。この日は、市議選当選者にも当選証書が手渡された。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。