今年7月、佐世保海上保安部で航海日当の不正受給が発覚した問題で、海上保安庁が調査したところ、全国71隻で同様の不正受給が確認されました。

この問題は、佐世保海保の巡視艇「つばき」や「むらかぜ」など5隻で航海日誌などに虚偽の記載をし、1日あたり1000円程度の「航海日当」を過大に請求していたことが今年7月、わかっています。

海上保安庁は所属する全国の船艇で今年4月からの3カ月間を対象に同様の不正受給がないかを調査しました。

その結果、「航海日当」支給対象の全国407隻のうち71隻で総額 約16万円分の不正受給を確認しました。

海上保安庁は今後2021年4月以降の過去3年に対象を広げ調査を続けます。

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