自民党の総裁選が告示され、「ポスト岸田」を争う論戦がスタートしました。
最新情報を、自民党本部前からフジテレビ政治部・木村祐太記者がお伝えします。
過去最多の9人が乱立する異例の選挙戦に、党の重鎮議員も「現段階で誰が勝つか全く見通せない」と話していて、今後15日間の論戦に注目が集まります。
自民党本部では12日午前、候補者の届け出が行われ、9つの陣営が推薦人名簿と共に立候補を届け出ました。
今回の総裁選は議員票と全国の党員票367票ずつで争われますが、候補者乱立と派閥の解消により議員票が分散し、党員票の重みが増すことから、国民的人気が高い候補による決選投票となる展開も予想されています。
党内では「世論調査でトップ3の小泉氏、石破氏、高市氏に大半が流れる」との見方が主流で、早くもこの3候補を巡る駆け引きが繰り広げられている一方、残り6人の追い上げも焦点です。
今後の舌戦について、ある陣営からは「論戦するにも人数が多すぎる。どのように存在感を示せるのか」と嘆きの声が上がる一方、「注目候補が失言する可能性もある」と敵失を待つ候補もいて、激しい票の奪い合いが本格化します。
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