宮崎県諸塚村で、東京大学と明治大学の学生がインターンシップや商品開発を行っています。過疎と高齢化が進む中、宮崎県諸塚村では、若い世代の視点を取り入れたいとしています。
諸塚村は、地域資源を生かした商品開発などを明治大学農学部の本所ゼミに委託していて、12日から学生6人が林業などの現地調査を行っています。
13日は、生産者から椎茸ができるまでの説明を受けたあと、収穫を体験しました。
学生たちは今後、村の特産品を使った商品を開発し、神奈川県のレストランなどで提供するということです。
(明治大学4年生)
「私は肉厚なのが諸塚の椎茸の特徴だと思うので、ずっと残っていってほしいし、もっと広まってほしい」
また、東京大学は、学生4人が13日からインターンシップで宮崎県諸塚村に入り、明治大学の学生と一緒に椎茸の選別作業などを見学しました。
東京大学の学生は来年2月まで3回、村内を見学し、村の課題などについて報告会を開く予定です。
(東京大学4年生)
「自然の魅力もたくさんありますし、自分たちが何か村の魅力を発信していく余地であったり、ポテンシャルはあると思います」
(諸塚村企画創生課 綾章司課長補佐)
「私たち村民が気づかないところを教えていただきたいと思います。もちろん地域活性化につなげていきたい」
明治大学は14日まで、東京大学は16日まで諸塚村に滞在し、地域の祭りなどにも参加するということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。