手をあげる立憲民主党代表選4候補の(左から)泉代表、枝野前代表、野田元首相、吉田晴美衆院議員=13日午後、徳島市

立憲民主党代表選に立候補した野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表は13日、徳島市で開かれた討論会や記者会見で、隣接県を一つの選挙区とする参院「合区」の廃止を訴えた。合区は、2016年参院選から「徳島・高知」「鳥取・島根」で導入された。

野田氏は討論会で、23年10月の参院徳島・高知選挙区補欠選挙での応援時に、徳島と高知で有権者の関心の高さが全く違ったと紹介。「民主主義の危機だ。改革に向けた参院の議論を後押ししたい」と主張した。

枝野氏は会見で「不合理だ。私が裁判官なら、住民が違憲訴訟を起こせば勝たせる」と早期解消を訴えた。泉氏は「自民党は『解消には憲法改正が必要』と言うが、法改正で可能だ」と語った。

吉田晴美衆院議員は「参院の話であり、議論を注視したい」と述べた。〔共同〕

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立憲民主党の代表選、4氏競う しくみを解説

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