岩手県は8月の台風5号の被害からの復旧や参議院議員の補欠選挙の費用などを盛り込んだ総額11億円あまりの一般会計補正予算案を発表しました。
達増知事は9月17日の会見で総額11億円あまりの一般会計補正予算案を発表しました。
このうち8月の台風5号で被災した道路や河川、漁業施設などの復旧経費に7億3700万円が計上されています。
達増知事は台風5号については今後予算が追加される可能性も示唆しました。
達増知事
「実態を把握しながら今後もし支援の必要性などが見えてきたら検討することになる可能性もある」
補正予算案はこのほかにもツキノワグマによる人身被害防止のための捕獲や啓発に必要な費用に1100万円。
10月27日の参議院議員補欠選挙にかかる経費として8億200万円が盛り込まれています。
そのうえで国からの補助金が県の想定より少なかったことから、公共事業費などを4億円減額し実質的な補正予算額は11億円あまりとなりました。
この補正予算案は9月25日に招集される県議会9月定例会に提出されます。
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