公明党の石井啓一幹事長

 公明党は18日、任期満了に伴う代表選を告示し、石井啓一幹事長(66)が立候補を届け出た。他に届けはなく、無投票で石井氏の代表選出が決まった。28日の党大会で正式に承認される。代表退任を表明した山口那津男氏(72)の後継で、代表交代は15年ぶり。27日投開票の自民党総裁選後、新首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切れば、就任早々に手腕が試されることになる。

 石井氏は1993年に初当選し、10期目。党政調会長や国土交通相などを歴任し、2020年に党幹事長に就任した。21年衆院選は比例代表北関東ブロック選出だったが、次期衆院選で埼玉14区への転出が決まっている。【野間口陽】

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