松本剛明総務相は23日の記者会見で、28日投開票の衆院東京15区補欠選挙で、候補者が街頭活動中に妨害を受けているとの指摘に関し、公選法の自由妨害罪や刑法の暴行罪などの処罰対象になり得ると述べた。選挙運動の関係者に対し「妨害はあってはならない。法を犯すことなく公正、適切に選挙運動を展開していただきたい」と求めた。
日本維新の会の音喜多駿政調会長は23日、自由妨害罪の罰則強化などの公選法改正案について、今国会提出を目指す考えを記者団に明らかにした。「選挙妨害は許さないとの強い意思を示すべきだ。各会派の協力を仰ぎたい」と語った。国民民主党の玉木雄一郎代表も会見で罰則強化の改正が必要との認識を示した。
東京15区補選では、街頭演説会で陣営関係者とみられる男性を突き飛ばしたとして逮捕者が出ている。
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