リニア中央新幹線の整備計画をめぐり、静岡県の鈴木知事は9月20日、開業後に東海道新幹線の県内区間への停車本数がどの程度増えるのか具体的な数字を示すようJR東海に求めました。

JR東海は、東海道新幹線についてリニアの開業後、県内に停車する本数を増やすことができる可能性があるとの見通しを示しています。

こうした中、鈴木知事は9月20日、県内区間における停車本数の増加は大きなメリットとしてJRに対して具体的な数字を示すよう求めました。

鈴木康友 知事:
ぜひ、これくらいは増えるのではないかというですね、想定でいいので具体的な本数をJR東海さんに出していただくと、もっと県民の皆様にアピールできるのではないかと思っています。今の時点でこれぐらいいけるのではないかということを、私は発表していただきたいと思っています

リニア開業後の東海道新幹線については国土交通省が2023年に県内の停車回数を現在の1.5倍に増やすことができるとの調査結果を出した一方、JR東海は具体案の言及を避けています。

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