不信任決議が可決し、決断を迫られている兵庫県の斎藤知事。

20日も進退を明らかにすることはありませんでした。

■20日ぶりにX更新

19日、斎藤知事に対する不信任決議が、全会一致で可決。

斎藤知事は自ら「辞職する」か、10日以内に「議会を解散させる」か、「失職する」か選択することになります。

斎藤知事は20日、県庁には出勤しませんでしたが、20日ぶりにエックスを更新。

「大きな、重い判断になります。しっかりと考え、決めます」とつづりました。

議会を解散する場合は、議会事務局に届け出ることが求められますが、20日は、そうした動きはありませんでした。

■選挙管理委員会では準備も

一方で、周囲の動きはあわただしくなっています。

「兵庫県選挙管理委員会です」

電話対応に追われていたのは県の選挙管理委員会。

不信任決議が可決されたことで、知事の選択に関わらず選挙が行われることが確実に。
自治体からの問い合わせに対応したり、投票に必要な用紙などの発注手続きを進めたり、Xデーに向けた準備を着々と進めています。

【兵庫県選挙管理委員会 細川敬太書記長】「一番ハードなのは、知事が辞職してかつ議会も解散するとなると、両方の選挙が発生するとなりますので、一番負荷が高い状況でも耐えられるような想定をして作業を進めている」

不信任を突き付けられた知事の影響は様々なところに広がっています。

(関西テレビ「newsランナー」2024年9月20日放送)

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