上川陽子外相は24日の衆院外務委員会で、自民党の麻生太郎副総裁が23日午後（日本時間24日朝）に米ニューヨークでトランプ前米大統領と会談したことについて「一議員として行われるものと承知しており、政府が関与していない個人の立場の活動にコメントするのは控える」と述べるにとどめた。
岸田文雄首相は4月に訪米し、バイデン米大統領と会談したばかりで、バイデン政権側がトランプ、麻生両氏の会談に不快感を持っているとの一部報道がある。こうした見方について上川氏は「アメリカも非常に大きな国でいろいろな意見があろうかと思う。どなたが言ったか分からないが、あったかもしれない」と述べた上で、「受け止めについて外相として答える立場にない」と語った。【小田中大】
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