岸田総理大臣は、日本時間の21日夜10時すぎ、退任前、最後の外国訪問先となるアメリカに政府専用機で到着しました。

このあとバイデン大統領の地元・デラウェア州にある大統領の私邸で、日米首脳会談に臨むことにしています。

岸田総理大臣としては、ともに政権を退くことになったバイデン大統領と、個人的な信頼関係をもとに積み上げてきた成果を共有することにしています。

そして国際情勢が厳しさを増す中で、どの政権になっても日米同盟を維持・強化していく重要性を改めて確認するものとみられます。

続いて日本時間の22日未明には、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み=クアッドの首脳会合に出席します。

南シナ海や東シナ海での中国の動向を念頭に、海洋安全保障協力の強化に加え、サイバーセキュリティーや重要技術の開発など幅広い分野での連携をいっそう推進していくことで一致する見通しです。

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