石川県能登地方の記録的な大雨を受け、木原防衛相は22日、すでに隊員約380人が現地で活動していることを明らかにし、「捜索・救助活動に全力を尽くす」と強調した。

大雨被害を巡り、木原防衛相は、記者団に自衛隊の災害派遣活動の状況について説明した。

輪島市や能登町で人命捜索・救助活動をしているほか、道路警戒も実施していて、珠洲市では水や食料などの支援物資の輸送や給水支援に向け、自治体などと調整している。

派遣している隊員の規模について木原防衛相は、「司令部の態勢を含め集計をしているところだ」としつつ、「現時点で地で活動している隊員は約380人」と述べた。

地元自治体からの要請に応じて出動隊員を増やしていく方針。

木原防衛相は、「未だ見つからぬ行方不明者や安否不明者の人命捜索・救助活動に全力を尽くす」と強調し、「今後の被災者の生活支援ニーズを含めきめ細かく被災地に寄り添い、関係省庁とも緊密に連携しつつ、引き続き全力をあげて対応していく」と述べた。

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