豪雨で増水した石川県輪島市の塚田川沿いの、住宅が流された現場で続く捜索活動(22日午前11時58分)=共同

林芳正官房長官は23日、石川県の大雨被害を受けて「地元自治体と連携し、被災地のニーズをよく把握した上で対応にあたりたい」と強調した。米国を訪問中の岸田文雄首相からの指示に基づいて取り組むと述べ、物資輸送や政府職員の派遣状況を説明した。首相官邸で記者団に語った。

23日午前8時時点の死者が災害に関連しているかどうか調査中を含めて7人だと明らかにした。行方不明が2人、安否不明が8人だとも明かした。

林氏は「お亡くなりになった方に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げる」と話した。

林氏は3連休の3日間連続で首相官邸で情報収集などにあたった。首相は21日(日本時間22日)、今回の被災地が能登半島地震からの復旧・復興の途上であることを踏まえて対応するよう林氏に指示した。

政治・外交 最新情報はこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。