27日が投開票の自民党の総裁選挙は、「国のかたち」をテーマに候補者らが憲法改正などをめぐって議論しました。

党本部で22日夜に開かれた討論会は、インターネットを通じライブ配信されました。

高市経済安保相:
今の時代に合った憲法。安全保障環境の変化に合った憲法。日本人の手による日本国憲法、必ず作りたい。

小林前経済安保相:
緊急事態条項の創設・自衛隊の明記。この2つをトッププライオリティーに挙げて進めていくべきだと思う。

小泉元環境相:
本当に自衛隊を明記をすることが、国民の皆さんにとって認められないことなんだろうか。否決されるリスクがあっても、国民投票を実現をしたい。

上川外相:
安全保障環境も大変厳しさを増している。しっかりと対応できる憲法を改正していく必要があると思う。

加藤元官房長官:
やはり憲法を国民の身近なものにしていく。それが憲法を守るということだと思う。

河野デジタル相:
中国が台頭することによって、今、憲法改正が非常に必要性を増している。

石破元幹事長:
賛成の人は賛成の人ばかりで集まって議論して、憲法改正の機運が高まるはずがありません。

茂木幹事長:
国民の権利ですから、憲法について判断するのは。憲法の発議をして、憲法改正を3年以内に実現したい。

林官房長官は、アメリカを訪問中の岸田首相に代わり、石川県の大雨に対応するため欠席しました。

ライブ配信の討論会は24日まで続き、23日は「経済と生活」をテーマに論戦が繰り広げられます。

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