立憲民主党は23日午後、代表選挙の投開票を行います。

党内では決選投票の末に、野田元首相が当選するとの見方が有力となっています。

選挙会場から、フジテレビ政治部・大家璃子記者が中継でお伝えします。

野田氏がリードし枝野氏が追う展開の中、最後の勝負は投票直前の演説で、4人の候補が野党の「総理候補」として何を訴えるか注目を集めています。

──最後の演説で伝えたいことは?

枝野前代表:
私たちの党が今、何をしなければならないのかということについて、私なりの思いを伝えさせていただければ。

泉代表:
先にお話される方がどんなお話をされるのか?これによって変わってくるところもある。その中での最善を尽くします。

──現時点での手応えは?

吉田晴美衆院議員:
もう少し時間があったら、もっと伸ばせそうな気がします。無名からのスタートでしたので。

また、野田氏は先ほど会場となるホテルに入り、「勝ちに行くためにベストを尽くします」と語りました。

代表選は、国会議員らの票が半数、全国の党員・サポーターや地方議員の票が半数の合計で争われ、会場では23日朝から党員らの郵便投票の開票が行われました。

議員投票の前に、この結果が発表される他、直前に行う各候補の演説は、旧民主党時代に野田氏が自身をドジョウに例えた演説で支持を広げるなど、投票に影響を与えます。

今回は、1回目の投票では誰も過半数を得られないとの見方が強く、議員票でリードする野田氏と、追う枝野氏の決選にもつれ込むとみられます。

現時点で野田氏有利との見方が多い中、自民党に対抗する顔となる新たな代表は午後3時半頃決まります。

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