4人が立候補した立憲民主党の代表選挙は23日、投開票が行われ、上位2人による決選投票の結果、野田元総理大臣が新しい代表に選出されました。

野田新代表は「私は本気で政権を取りにいく覚悟だ。衆議院の解散・総選挙は間違いなく、早い段階で実施されるだろうから、戦いの準備を始めたい」と述べました。

そして、党運営の要の幹事長など執行部の骨格となる人事について24日午前に検討を本格化させ、午後の両院議員総会を経て、決めることにしています。

野田氏は「私にはない刷新感を骨格人事の中でどうやってつくるかは重要な観点だ」と述べ、中堅の起用に意欲を示していて、こうした意向がどこまで反映されるかが焦点となります。

一方、野田氏は、23日夜、東京都内のホテルで、みずからに近い議員と会談し、自民党の総裁選挙などの政治情勢や、今後の党運営などについて意見を交わしたものとみられます。

27日に投開票が行われる自民党総裁選挙のあと、早期に衆議院が解散される可能性もあるとみて、執行部の体制を整え、小選挙区の候補者のさらなる擁立や、公約づくりなど選挙の準備を急ぐことにしています。

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