23日発生したロシア軍機による領空侵犯について、林官房長官は「中ロ共同演習と関連する可能性も考えられる」としたうえで警戒・監視に万全を期すと強調しました。

林官房長官
「今回のロシア軍機の行動の意図目的については、中ロ共同演習と関連している可能性も考えられます。ロシアの軍事動向に対し、引き続き、強い関心を持って注視するとともに、警戒監視に万全を期して参りたい」

 林長官はまた、領空侵犯が発生した当時の状況について、同一のロシア軍機が3回にわたって領空侵犯を繰り返し「さらなる侵犯の発生も懸念される特異な状況だった」と明らかにしました。

 そのうえで、さらなる侵犯に備えるため「官邸連絡室を設置した」と説明しました。

 一方、抗議に対するロシア側の反応については「外交上のやり取り」として言及しませんでした。

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