立憲民主党の代表選は、野田佳彦元総理が決選投票の末に新しい代表に選出された。

■「全然、自民党とは違う」 次の衆院選は?

 決選投票の末、立憲民主党の新代表に選ばれた野田氏は「政権交代」を力強く掲げた。

野田新代表
「みんなの力を合わせて、心を合わせて打倒自民党に向かっていきたいと思います。どうぞみなさん、きょうからノーサイドです。挙党体制で政権を取りにいきましょう」

 野田氏は2011年に民主党政権で総理大臣に就任。しかし翌年の衆院選で敗れ、政権を失った。再び政権の座に挑むことになるが…。

記者
「旧民主党政権時代は党が分裂したり、“決められない政治”というレッテルはられた。同じ轍(てつ)を踏まないためにどうする?」

野田新代表
「それぞれの立場で過去の反省があると思います。その意味では、一度決めたことを反したことをするとかという政治文化は随分消えてきたと思いますので、その意味では成長しているのではないかと思います」

 過去を踏まえ成長を強調し、自民党との対決姿勢を鮮明に打ち出した。

野田新代表
「例えば選択的夫婦別姓は明確に違う。金をかけすぎる政治は強く反対していますし、世襲制限も言っています。全然、自民党とは違う」

 次の衆院選に向けては…。

野田新代表
「まずは裏金の大物議員、安倍派、二階派の幹部の所できちんと有力な候補をあてていない選挙区がありますので、そこをまず埋めていくこと」
「私にない刷新感を骨格人事の中でどうやって作っていくかということは、一つの重要な観点だと思っています」

 早速、要となる人事を24日の午前中にも固めると明かした。

(「羽鳥慎一モーニングショー」2024年9月24日放送分より)

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