イスラエルによるレバノンへの大規模な空爆について、林官房長官は「邦人被害の情報には」接していない」としたうえで、事態の鎮静化が重要だと強調しました。

林官房長官
「日本としては、すべての当事者に対し民間人の犠牲を防ぐためのあらゆる措置を講じ、また、さらなるエスカレーションを回避するよう強く求めます」

 林長官はまた、多数の死傷者が出たことを含め中東情勢の緊迫化について「重大な関心と懸念を持って注視する」と述べました。

 そのうえで、事態の悪化を防ぐため国連の場も含め、あらゆる外交努力を行うと強調しました。

 23日、イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」を狙った大規模な空爆を行い、一連の攻撃で子どもを含む少なくとも492人が死亡し、1645人がけがをしました。

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