長崎市議会の一般質問の場でハラスメントにあたる言動をしたなどとして、市から指摘を受けていた議員が会見を開き、「パワハラ行為はしていない」と話しています。

梅本圭介議員
「私はパワーハラスメント行為はいたしておりません」

長崎市議会「ながさき次世代の党」の梅本圭介議員です。

一般質問の梅本市議
「市長が答弁してください」「動議!暫時休憩、ちゃんと答弁しなさい」

長崎市によりますと、今月開かれた市議会の一般質問で梅本議員は議長の許可を得て発言しようとした職員に何度も大声で答弁を止めようとしたということです。

市は梅本議員のこうした言動がハラスメントにあたるなどとして、先週、再発防止などを文書で議会に求めていました。

梅本議員をめぐっては市は2023年にも口頭で申し入れていました。

市の指摘について梅本議員は 「職員に対してではなく、市長から回答を引き出すための発言だった」と繰り返しました。

梅本圭介 議員
「声を荒げて言うのが正しいとは思っていません」「必死に答えてくれ、と求める。そこは議員としてあるべき姿ではないかと私は思う」「今まで市長に対して回答を求めたのは30回から40回くらいある。1回も答えていただいていない」

議会では議員からの希望があっても誰が答弁するかは市側が判断することになっています。

一方、梅本議員はよりよい市政運営のために市長自ら答えるべき時もあると主張しています。

市議会は事実確認をして今後の対応を考えたいとしています。

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