2024年6月、鹿児島市の認定こども園で、保育士の女が男の子の首を切りつける殺人未遂事件が発生したことを受けて、鹿児島市が設置した第三者委員会の初会合が開かれました。


鹿児島市役所で開かれた第三者委員会の会議には、市保育園協会や弁護士などの有識者5人が参加しました。

この事件は2024年6月、鹿児島市の認定こども園で、園に勤務していた元・保育士笹山なつき被告が、当時2歳の男の子の首をカッターナイフで切りつけたとして、殺人未遂の罪で逮捕・起訴されたものです。

また、笹山被告は別の女の子に対する傷害罪でも起訴されていて、笹山被告が担任になったクラスでは、園児がけがをする事故が多くなっていたということです。

この事件を受け、鹿児島市は市の対応の検証や保育施設へ対策を提言するため、独自の第三者委員会を立ち上げ、25日初会合が開かれました。

冒頭以外非公開となった会議では、事件の説明や今後の進め方が話し合われたということです。

第三者委員会・松元理恵子委員長
「このような事件が起きないようにしっかりと再発防止策をまとめて伝えたい」

第三者委員会では2024年度中に再発防止策をまとめ、市に提言する予定です。

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