リニア中央新幹線の建設工事に伴い、大井川の水資源に影響が出た場合の対応について、静岡県の鈴木康友 知事は補償内容を事前に担保しておく必要性を強調しました。
9月25日に開かれた県議会9月定例会の本会議で、自民改革会議の小沼秀朗 議員はリニアの工事で数十年後に大井川中下流域に水資源への影響が出る可能性もあり、それを考慮した対応について県の考えをただしました。
これに対し、鈴木知事は影響が出た場合に備え補償などの対応を事前に担保しておく必要性を示しました。
静岡県・鈴木康友 知事:
あらかじめJR東海と影響の評価方法や回避策、補償内容を定めた協定を締結し、その際には国の関与をしっかりと引き出していくことが必要
また、鈴木知事は補償内容の協議の進め方について、大井川流域の市や町の意向をふまえて検討し、住民の不安払しょくに全力で取り組む考えを強調しています。
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