パワハラなどの疑惑を告発する文書を巡り、兵庫県議会から不信任決議を受けた斎藤元彦知事が、30日付けで失職し、出直し選挙に出馬すると表明しました。
兵庫県・斎藤元彦知事:
今回の不信任決議案を受け、議会の解散はせず、30日付けで失職する。次期知事選において、出直し選挙に臨ませていただく。このような状況は、私の力不足とか、至らなさがあった。改めて反省したい。県民の皆さまにおわび申し上げる。改革を止めるわけにはいかない。知事の仕事をまだまだ続けさせていただきたいという思いがあって、今回、辞職ではなく失職し、出直していきたい。
19日、兵庫県議会で、斎藤元彦知事に対する不信任決議が全会一致で可決され、斎藤知事は10日以内に議会を解散するか、解散せずに失職するか、10日を待たず辞職するかの選択を迫られていました。
知事選を巡っては、自民党や日本維新の会が、独自候補の擁立を目指しています。
日程は、現時点では11月10日または17日が想定されていて、9月30日に正式決定する見通しです。
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