27日に行われた自民党の総裁選挙で、鳥取1区選出の石破茂元幹事長が、高市早苗経済安全保障担当相との決選投票を制し、第28代の新たな総裁に決まりました。

過去最多の9人が立候補した総裁選で1回目の投票は、国会議員票367票と党員票368票で争われました。
石破氏、高市氏、小泉氏の3人の激しい争いとなった中、得票数が上位2人に入った石破氏と高市氏による決選投票に。
国会議員票367票と都道府県連票47票での決選投票の結果、石破氏が215票、高市氏が194票で、石破氏が新たな総裁に選ばれました。

「最後の戦い」として臨んだ石破氏が5度目の挑戦で初めて勝利し、拍手を受けながら壇上に向かいました。
そして投票の行方を見つめていた石破氏の地元の鳥取市の関係者が集まった会場でも大きな拍手に包まれました。

石破氏は、10月1日に臨時国会で首相に選出される見通しです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。