自民党は27日午後、総裁選の投開票を行い、石破茂元幹事長（67）を第28代総裁に選出しました。

混戦を制した石破新総裁は演説で、「この選挙の期間を通じましてご支持いただきました全国の党員・党友の皆さま、そして選挙管理委員の皆様に厚く御礼を申し上げます」と感謝を述べた上で、「岸田総裁が大変な決意を持ってその職を辞され、自由民主党が生まれ変われるように、もう一度国民の信頼を取り戻せるようにご決断をなさりました。私どもは一丸となってそれに応えていかなければなりません」と述べました。

また、「安倍総裁のもとで、私は幹事長を拝命し、自由闊達な議論ができる自由民主党、公平公正な自由民主党、そして謙虚な自由民主党。皆が心を1つにして政権奪還をいたしました。もう一度、その時に戻りたいと思っております。国民を信じ、勇気と真心をもって真実を語り、この日本国をもう一度皆が笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために、石破茂全身全霊を尽くしてまいります」と決意を語りました。

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