岸田総理の総裁任期満了に伴い、実施された自民党の総裁選挙は決選投票の結果、石破茂氏が自民党第28代総裁に選ばれました。

【若木記者】
「午前9時前です。まもなく、広島の党員・党友票の開票作業が始まります」

広島市中区のホテルでは午前9時から党員投票のハガキの仕分け作業が行われました。
県内の党員・党友の票数は2万6232票ですが、今回の投票率は68.11%で岸田総裁が誕生した前回の90.79%を大きく下回りました。

自民党広島県連の投票結果は1位が高市氏、2位に林氏、3位に石破氏が続きました。
総裁選、1回目の投票は、これら「地方票」と呼ばれる党員・党友票368票と国会議員票368票の合わせて736票を争いました。
結果はいずれの候補も過半数には届かず、高市氏と石破氏の決選投票となりました。

決選投票は国会議員票の368票と都道府県連票47票の合わせて415票で競います。
このうち都道府県連票は決選投票に残った2人のうち都道府県ごとに得票が多かった候補が自動的に1票を得るということで、広島県連の票は高市氏に回りました。

決選投票の結果・・・
「合計は高市早苗君194票、石破茂君215票」

石破茂氏が215票を獲得し、自民党第28代総裁に選ばれました。
自民党広島県連で開票作業を見守った県連幹部からは石破新総裁への期待の声が上がりました。

【自民党広島県連・中本隆志 代表代理】
「中国地方の人間で身近に感じていた国会議員でもあるので力強く思います。石破先生なら地方を大事にしてもらえる」

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