”次の総理大臣”は。過去最多の9人が立候補した自民党の総裁選挙が9月27日に投開票され、石破茂元幹事長が決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を破り当選しました。愛媛の党員票と国会議員の票の結果です。
自民党愛媛県連によりますと、総裁選挙には県内の党員・党友1万9060人のうち約6割にあたる1万2287人が投票。開票の結果は石破候補3780票、高市候補3601票、小泉候補2464票、小林候補1004票などとなりました。
このため決選投票での愛媛の地方票1票は、得票数が最も多かった石破候補に投じられました。
県選出の国会議員の結果は、愛媛1区の塩崎彰久さんが1回目で推薦人を務めた小林候補、決選投票は高市候補に投票。石破新総裁には「地方経済の発展と近隣諸国との安定的な関係強化に力を発揮して頂きたい」としています。
愛媛2区の村上誠一郎さんは1回目、決選投票ともに推薦人を務めた石破候補に投票。「統一教会、裏金問題で自民党は信頼を失墜させた。失った信頼をどう取り戻すか期待したい」としています。
愛媛3区の井原巧さんは2回とも石破候補に投票。「地方や弱者に目線が届く政策に力を注いで頂きたい」としています。
愛媛4区の長谷川淳二さんは1回目は推薦人を務めた小泉候補、決選投票は石破候補に投票。「愛媛にとって最優先課題である人口減少対策に大いに手腕を発揮して頂きたい」としています。
また参議院愛媛選挙区の山本順三さんは投票先を明らかにせず、「5度目の挑戦で選出されたのでみんなの声に耳を傾けながら取り組んでほしい」としています。
自民党県連の鈴木俊広幹事長は「党員・党友をはじめ数多くの国民の支持を得て当選されたものと考えている。持続可能な日本の未来、地方の明日を守り抜いて頂くことを大いに期待している」としています。
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