自民党は27日午後、総裁選挙の投開票を行い、石破茂元幹事長を新しい総裁に選出しました。

福岡の反応をまとめました。

(福岡市・天神で市民インタビュー)
Q.新総裁が石破茂氏に決まったが…
◆40代無職
「ずっと『なるなる』と言われていたが、決まって良かった。地震とか台風とか多いので、防災とか強化してくれたらいい」

◆40代会社員
「“自民党内野党”とか言われていたので、いろんな視点からのことをやってほしい。心配なことと言えば、石破さんに協力してくれる人が少ないと、やりたいこともできなくなるのでは」

◆60代パート
「高市さん?え~うそ、ガッカリ。(石破さんは)私の感じだと即決できない、決断力がなさそう」

◆70代無職
「変わらないでしょうね。変わらないということが不安」

◆70代無職
「誰になりました?」
Q.石破さんに…
「石破さん?」
Q.違いました?
「はい」
Q.だれを応援していた?
「小泉さん。やっぱり若い人の方がね…今から先、どこの外国の首相も若いでしょ?だから若い人になってほしかった」

福岡県選出の自民党の国会議員は、今回の結果について…

◆自民党 鬼木誠 衆議院議員
「何度も挑戦して非常に思いも強い。今の課題解決に向けた自分の思い、自分だったら、こうやって解決するというのを実現させて、内外の課題を解決してほしい」

今回の自民党総裁選、9人による激しい選挙戦が展開されましたが、福岡での自民党員・党友からの得票数は
1)高市氏(36.1%)
2)石破氏(21.6%)
3)小泉氏(16.0%)
4)林氏(14.6%)
の順で、全国の得票順と同じになりました。

一方、福岡県での投票率は62.4%と、3年前の総裁選を約3%下回っています。

自民党福岡県連は、石破新総裁の誕生を前向きに受け止めています。

◆自民党 福岡県連 原口剣生会長
「(石破氏は)大変経験豊富な政治家であり、これからの日本国のかじ取りを十二分にしていただける。歴代のいろんな大臣も務めているし、大変良い首相が生まれたのではないか」

一方、23日、野田新体制がスタートした最大野党、立憲民主党は…。

◆立憲民主党 福岡県連代表 城井崇 衆議院議員
「私の予想は外れました。高市さんの方が強いのではないかと思っていた。例の政治とカネの問題、特に裏金の説明をせず脱税をしたまま。そうした方々に対しての対応が変わるのかどうか、政治改革の入り口の段階でできるかどうか、石破新総裁に問われてくる」

今後、10月1日に臨時国会が召集されて石破さんが新しい首相に選出される見通しで、解散総選挙に向けた動きが加速していくことになります。

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