小泉進次郎氏(43)の地元・神奈川県横須賀市にある事務所では27日、約40人の支援者が集まり、自民党総裁選の投開票の行方を見守った。「事務所が狭い」との理由で、記者は事務所に入ることを許されなかったが、参加者によると、小泉氏が敗れると支援者からため息が漏れたという。
事務所が入るビルには昼過ぎから続々と支援者が駆けつけた。結果判明後、肩を落として事務所から出てきた主婦の田山愛子さん(72)は「ずっと小泉氏を応援しているが、総裁選の挑戦は少し早かったかなと思った」と話した。会社員の男性(59)は「議員票ではトップだったから悔しい。次に向けてもっと勉強して頑張ってもらいたい」と今後に期待した。
横須賀市では、地元の事業者や住民有志でつくる「小泉進次郎応援団」も結成されている。総裁選中には、賛同した住民300人の顔写真を張り合わせ、小泉氏の顔を描いたモザイクアートを作成し、市内の電子掲示板に表示した。応援団代表の鈴木孝博さん(58)は「結果は非常に残念だが、彼はまだ43歳と若い。将来は首相になってもらうのが我々の夢だ」と語った。【矢野大輝、柿崎誠】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。