自民党の新総裁に石破茂氏が就任したことについて、公明党の山口代表は27日、記者団の取材に「心からお祝い申し上げたい」と述べるとともに、石破氏と面会した際、「苦しい時代のことを忘れずに謙虚な姿勢で臨んでいこう」などと伝えたことを明らかにした。

山口氏は、新総裁選出後に公明党本部を訪れた石破氏と面会し、その後、記者団の取材に応じた。

この中で、「石破氏の総裁選出に心からお祝い申し上げたい」と歓迎し、「安定的な運営と課題解決に積極的な姿勢を見せていただくことを期待したい」と述べた。

一方、石破氏との面会には、28日に公明党の新代表となる石井幹事長も同席した。

山口氏によると、石破氏が「よろしくお願いします」と挨拶したのに対し、山口氏は、自民・公明両党が下野していた時期を振り返った上で、「苦しい時代のことを忘れずに謙虚な姿勢で臨んでいこう」などと伝えたという。

また、山口氏は記者団に、自公両党のトップが交代することから、「経済、外交・安全保障、少子化対策など重要な政策課題について、政権合意を30日にも結びたいということで調整を始めている」と明らかにした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。