自民党の石破新総裁は就任早々、BSフジ「プライムニュース」に出演し、早期の衆議院解散の可能性を示しました。
総裁選で決選投票の末、高市氏に競り勝った石破氏は、27日夜のプライムニュースで、解散総選挙の時期について考えを述べました。
自由民主党・石破新総裁:
予算委員会やるから支持率が下がる、だから早い方がいいっていう。私はあんまりそういう論理は取らないんでね。内閣支持率が高いうちに解散総選挙した方が、わが党の議席はたくさん得られる。それは与党総裁として考えていかなきゃいかないのです。
石破氏は「経済対策も含めて補正予算を考えなければならない」と明らかにした上で、「年末ギリギリに解散総選挙などやっていていいのか」として、補正予算前の衆院解散を示唆し、「年を越えてというのは想定しにくい」とも述べました。
一方、党役員や閣僚の人事については、「これから考える。その人の能力を最大限に生かしていく」と述べるにとどめました。
関係者によりますと、人事をめぐり、自民党の各議員には来週前半までに希望の役職を伝えるよう指示がありました。
総選挙に向けては、都道府県連に対し、公認予定候補者を10月7日までに申請するよう通達しました。
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