自民党の石破総裁は、党四役をはじめとする新政権の人事をほぼ固める一方、衆議院の解散・総選挙については10月27日に投開票を行う方向で最終調整に入りました。

石破総裁は東京・赤坂の議員宿舎で、人事の詰めの調整を行いました。

30日に正式決定する党役員人事については、幹事長内定の森山氏、選対委員長の小泉進次郎氏らに加え、新たに、麻生派の鈴木財務相の総務会長への起用が固まり、党四役の顔ぶれがそろいました。

さらに、副総裁に菅前首相、最高顧問に麻生副総裁が内定しました。

また、10月1日の組閣に向けての調整も進みました。

林官房長官の留任など骨格の人事に加え、法相には牧原秀樹氏、経済安保相に城内実氏、そして経済再生相には側近の赤沢亮正氏を起用する方針です。

復興相には当初の方針を転換して伊藤忠彦氏を起用する方針で、坂井学元官房副長官らの入閣を検討しています。

自民党・石破総裁:
私自身はご判断いただける材料をきちんと整えるが、解散っていうのも新政権の信を問うっていうのはやっぱり早い方がいいなって思ってます。

一方、複数の自民党幹部によりますと、石破総裁は10月9日に衆院を解散し、15日公示、27日投開票の日程で総選挙を行う方向で最終調整に入りました。

近く解散の意向を表明する見通しです。

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