静岡県磐田市や掛川市などを地盤とする自民党で比例東海ブロック選出の宮澤博行 衆議院議員が、自身の女性問題をめぐり23日、衆議院に辞職願を提出しました。宮澤議員は問題の詳細について明らかにしていません。

宮澤博行 議員:
はっきり申し上げます「しゃべるな!しゃべるな!」これですよ

安倍派の政治資金問題をめぐり、かん口令が敷かれていたと話した宮澤議員。

さらに…

宮澤博行 議員:
清和政策研究会(安倍派)は解散すべきである。私は派閥に残り派閥を介錯する。安倍派を介錯する

こうした中、宮澤議員は23日、女性問題をめぐり「迷惑をかけられない」などとして衆議院に辞職願を提出しました。

宮澤博行 議員:
辞職願を提出に行ってまいりました。いろいろ不祥事が続きましたので、政治全体に迷惑をかけることはできないなと思って決断したところです

週刊誌の電子版では、宮澤議員が女性と都内で同棲していたことなど女性問題が報じられていて、こうした問題を理由に辞職する考えを固めたということです。

宮澤博行 議員:
皆さんにご迷惑をおかけした。それについては国民のみなさんにも有権者の皆さんにも支援者の皆さんにも改めてお詫びを申し上げます。申し訳ございません

2024年1月には大寒みそぎで神職たちと共に身を清め、裏金問題について信頼を回復したいと話していた宮澤議員。

宮澤博行 議員(2024年1月):
とにかく出直すつもりで一歩一歩地元で頑張り、国民の信頼を回復できるよう努力していきたい

宮澤議員は周囲に「自民党からもらった議席なので返すのが筋」などと説明したということです。

落合健悟 記者:
磐田市の宮沢事務所です。事務所関係者からは詳しい説明をしない宮沢議員に対し「ふざけるな」と怒りの声も上がりました

宮澤議員の事務所は辞職願の提出を受けて、すでに宮澤議員のポスターははがされていました。

辞職についてスタッフに十分な説明はなく、宮澤議員と連絡が取れない状況が続いているということです。

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