大石長崎県知事の政治資金をめぐる問題で長崎県議会は30日、総務委員会と観光生活建設委員会を開き、参考人を招致して集中審査を行っています。
大石知事は複数の医療法人からの献金を長崎県議の後援会などを迂回して受け取ったことや、2022年の知事選で自身の後援会に2000万円を貸し付け、後援会から約650万円の返済を受けたことなどが指摘されています。
長崎県議会の総務委員会は知事や関係者から詳細を聞こうと、午前10時から集中審査を行っています。
参考人として後援会の元監査人を招致し、委員が知事との関係性や2000万円の貸し付け疑惑などについて質問しました。
その中で元監査人は「2000万円は二重計上ではなく、意図的に計上した架空の貸し付けだった」と答えました。
総務委員会は午後から大石知事の意見聴取を行う予定です。
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