桜田義孝元五輪相

自民党の桜田義孝元五輪相(74)=衆院比例南関東=は30日、次期衆院選千葉8区に立候補せず議員を引退する意向を表明した。報道機関に公表したコメントで「今期をもち衆院議員としての役職に一区切りを付ける」とした。

2019年には東日本大震災被害からの復興以上に政治家が大事との発言で、五輪相を事実上更迭された。

桜田氏は市議や県議を経て、1996年衆院選で初当選。文部科学副大臣などを歴任し、2018年に五輪相。翌19年、復興を巡る失言で辞任した。21年衆院選千葉8区で立憲民主党の本庄知史氏に敗れ、比例復活した。当選8回。

関係者によると、長男で千葉県柏市議の慎太郎氏(47)が8区からの出馬に意欲を示している。県連は公募で後継選びを進める方針。

〔共同〕

政治・外交 最新情報はこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。