公明党の石井啓一代表は30日のBSフジ番組で、自民党の石破茂総裁が総裁選期間中に提唱した北大西洋条約機構(NATO)のアジア版創設の実現性に疑問を呈した。「総裁選で独自色を出すために主張されたと理解している。石破さんの理想だと思う」と述べた。
加盟国に相互防衛義務を課すNATOと同じ枠組みとする場合には、日本が集団的自衛権を全面的に容認する必要が出てくると指摘。「憲法改正をしないとできないが、今はそんな機運はない」と説明した。〔共同〕
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。