長野市の荻原健司市長は24日の記者会見で、存廃の議論が起きている国民スポーツ大会(旧国民体育大会)を巡り、抜本的見直しに向けた議論が必要だとの認識を示した。競技の意義と財政負担の側面から「日本のスポーツ振興を根っこから問い直す時代だ」と述べた。荻原氏はノルディックスキー複合の五輪金メダリスト。
会見で自身の現役時代を振り返り、旧国体より国際大会を優先して出場していたと説明。「日本のトップアスリートを決める大会は全日本選手権などさまざまある」として、国スポの役割や位置付けを見直すべきだと強調した。
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