10月1日、石破首相は衆議院議員選挙の投開票日を10月27日にすると表明しました。

この日が鹿児島市内の30の小学校の運動会と重なることから、各校では、急きょ日程変更などの対応におわれています。

轟木康陽記者
「こちらの小学校では当初27日が運動会の開催日でしたが、総選挙と重なり一日前倒しをする予定だということです」

鹿児島市の明和小学校では衆議院議員選挙の投開票日と運動会の開催日が重なり、投開票日は体育館が投票所になるため、運動会を26日に変更しました。

鹿児島市立明和小学校 松久保鉄也校長
「めったにないことなので、そういうこともあるんだなと驚いた。雨であればこちらで校庭を見て、できそうだとか判断できるが、選挙は一切タッチできない部分なので、そういうところが非常に最初は戸惑った」

明和小では選挙管理委員会に「投開票日は運動会があるため隣にある明和中学校に投票所を変更できないか」と打診しました。

しかし、選挙管理委員会からは「準備する時間が短く対応は難しい」と回答があったということです。

鹿児島市立明和小学校 松久保鉄也校長
「投票場所も小学校が(投票の案内が)『小』の字が『中(学校)』に変わっただけなので、普段通り小学校に来て『あれ?』って思う方も確かに多いかもしれないなと思って、急な変更は難しいのかなと思った」

2日、明和小学校では全校児童約400人の保護者宛に、運動会の日程を変更するメールを送りました。

県教育委員会によりますと、2024年4月時点で県内の100の小学校で選挙の投開票日となる10月27日に運動会が予定されていました。

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