石破首相は、4日午後の衆議院本会議で、就任後初めての所信表明演説を行い、石破政権の基本方針を示しました。

石破首相は、冒頭、派閥の裏金事件を巡る政治資金の問題について「深い反省」を表明して演説に入りました。

石破茂首相:
国民の政治不信を招いた事態について、深い反省と共に触れねばなりません。

政治資金の使い道などについては、「透明性を持ち国民に公開することを確立しなければならない」と強調しました。

また、石破政権の基本姿勢として「全ての人への安心と安全」を掲げました。

その上で、地方創生を重要政策として、「地方創生推進交付金」の創設に向けた決意を示しました。

また、「物価上昇を上回る賃金の増加を実現する」として、最低賃金を2020年台に1500円にすると表明しました。

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