2027年秋の開業を目指す「福井アリーナ」の整備に向けて、市民オンブズマン福井は4日、福井市や県に対して、巨額の補助金を出すことや運営収入の見積りについて具体的な回答を求める質問状を提出しました。
2027年秋の開業を目指し福井市の東公園に整備を計画している「福井アリーナ」の約105億円とされる建設費は、民間企業が55億円、国や県や福井市など行政の補助金50億円の調達が見込まれています。
4日は、市民オンブズマン福井の3人が福井市や県を訪れ、行政負担とされる50億円を調達できる根拠や運営収入の見積もりについて、具体的な回答を求める質問状を提出しました。
大久保代表幹事は「国も含めて行政から50億というのは大きな額で、運営費の年間3億円も県と市から出る計画となっている。市民の利用が進まなかった場合には、もっと税金が使われることになるので心配している」と述べました。
市民オンブズマン福井は、10月31日までに県や市に回答を求めています。
福井市は、11月をめどに福井アリーナのより詳細な収支計画や事業計画を把握できるとの認識を示しています。
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