自民党北海道連と新党大地は5日、衆院選(15日公示、27日投開票予定)で選挙協力すると発表した。新党大地の鈴木宗男代表は過去の選挙でも自民党の候補者を個別に応援してきたが、道連と選挙協力するのは今回が初めて。
自民側が協力を求め、新党大地は政治の安定を目指す観点から支援を決めた。自民の公認候補者から推薦や支持の依頼があれば、希望に沿う形で応じる方針という。一方、鈴木代表は短期決戦を理由に「効率のいい応援をしたい」と述べ、小選挙区で勝利できると見込んだ候補者の応援に重点的に入る考えを示した。
自民道連の中村裕之会長は「道内には熱烈な新党大地の支援者がいる。自民党への支援を固めてもらうとともに、各選挙区に鈴木代表の力添えをもらえればありがたい」と話した。
新党大地は自民が候補者を擁立しない北海道10区で、公明党の候補者の推薦を決めている。【石川勝義】
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