石破首相は、就任後初めての地方視察として能登半島を訪れ、9月の豪雨被害を「激甚災害」に指定すると表明しました。

石破首相は、9月の記録的な大雨で住宅が流された輪島市の被災地を訪れ、被害の説明を受けたあと避難所を訪れ、被災者の話に耳を傾けました。

輪島市の被災者が「本当に立ち上がれない」と話すと、石破首相は「よし立ち上がろうという気になってもらうようにやります。ぜひ言ってください。何でも」と答えました。

そのうえで石破首相は、豪雨被害について速やかに「激甚災害」に指定する方針を明らかにしました。

石破首相は「国からの最大限の財政支援が受けられるようになる激甚災害の指定ということは、速やかに行って参ります」と述べました。

また、「防災省」の設置に向け、内閣府の外局として「防災庁」を創設する意向を示しました。

一方、立憲民主党の野田代表も能登半島を視察し、復興のための補正予算の編成を訴えました。

立憲民主党の野田代表は「生活の再生を見通しを持って取り組んでいくためには、補正予算を組むということが最低限必要だ」と述べました。

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