石破茂首相は8日夜、牧原秀樹法相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連のイベントに秘書の出席も含めて計37回参加していたことについて、「牧原氏は当該団体とは既に関係を絶っていると国会で説明している。引き続き自民党の方針に基づき、関係遮断を徹底していく」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
自民党は2022年9月、党所属の国会議員に対して旧統一教会との関係を巡る点検結果を公表していたが、牧原氏は含まれていなかった。牧原氏は8日の記者会見で、23年2月に党に対して最終的な報告をしたとしている。
首相は「(接点があった)事実は党として既に把握していたもので、新たな接点とは考えていない。確認に時間がかかったため、当初の締め切りには間に合わなかったようだ」と説明した。【内田帆ノ佳】
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